成功する環境を作る よい習慣をつくろう
みなさんこんにちは。
日々の仕事や勉強。常に繰り返される何気ない行動や選択によって価値観や生活リズムが創り上げられています。脳は常に安定を望みますが、ドーパミンによって突き動かされています。甘いものを食べたい、映画を見たい、SNSをみたいなど、ドーパミンによって、よくも悪くも影響を受けています。
みなさんは新しい習慣を身につけたいですか?悪い習慣を断ちたいですか?
よい習慣も悪い習慣もきっかけ→欲求→反応→報酬といった四つのステップを踏みます。報酬が欲求をみたすと再びきっかけ→欲求→反応→報酬の報酬ループに戻ります。
新しい習慣を身に付けたい場合は、簡単でより魅力的にすることが大切です。その習慣を取り入れることで、自分に起こるであろうメリットを書き出して、口に出してみましょう。
身に付けるこつとしては、現在の習慣をしたら新しい習慣をする積み立て方式が効果的と言われています。
例えば
- 読書→朝コーヒーを入れたら10分間読書をする
- 運動→仕事用の靴を脱いだら、すぐに運動着に着替える。
- 片付け→夕食を食べ終わったら、食器を流しに持っていき、その場で洗う。
といった具合です。
ポイントは、身に付けたい習慣を現在の習慣(何も考えなくても無意識にできる行動)に結び付けることです。そしてなにより簡単にできるようにすること。基本的な構造をマスターしたら、小さな習慣を繋げて大きな習慣を作ることができます。 - 朝起きたらベッドの布団を整え、顔を洗う。歯を磨く。
- 朝コーヒーを入れたら10分間読書をする。読書を終えたら運動着を用意しておく。
- 夕食を食べ終えたら、食器を洗い、明日のコーヒーを飲むためにマグカップと本を用意しておく。
このように○○をしたら××をするといった公式を自分の中で創り上げると習慣にしやすいです。ものごとを引き出しやすい、より簡単にする環境を整えることで習慣にしやすくなります。
より効果的にするには、実行意図を高めることが効果的です。やり方はとても簡単。
わたしは〈いつ〉〈どこで〉〈なに〉をする
- 読書→わたしは午前七時に、リビングで、10分間読書をする。
- 運動→わたしは午後五時に、公園で、30分ランニングをする。
悪い習慣を断ち切りたい時は、反対に取り組むことが難しく、魅力的でないものにすればよいです。
一番身近にある例がスマホの見過ぎです。
スマホの見過ぎ→ソーシャル系アプリ(Twitter、Instagram、facebook等)の通知をOFFにする。ホーム画面から消す。使用したら必ずログアウトする。スマホを使わない時は別の部屋に置いておく。目的のないスマホの見過ぎは時間を奪われてしまうし、本当に大切なことに時間をかけることができなくなってしまう。
自制心があれば、悪い習慣を断ち切れると思っている人が多いと思いますが、そうではありません。自制心がありそうな人を分析すると、ひとりひとりは自制できずに苦しんでいる人と対して差がなかったそうです。そのかわり「自制心のある」人は、たいそうな意志や自制心がいらないように、生活を設計することに長けていたそうです。
つまりは、自分で規律のある環境をつくりだすことができれば、どんな習慣も身に付けることができることを意味しています。
新しい習慣を身に着けたい方、悪い習慣を断ち切りたい方は今一度、自分の置かれている環境をよくみてみるとよいと思います。そうすることで、必要のないものを取り除いたり、取り込んだりすることができて、日々の生活をよりよく過ごすことができると思います。