【クラリネット】冬のリード選び!
みなさんこんにちは。以前リードの選び方の記事を書かせていただきました。今回は冬のリードの選び方についてお話します。こちらの記事も参考にしてみてください。→(よいリードの選び方・育て方)
冬のリード
日本の夏は湿度が高くジメジメしています。しかし、冬が近づいてくると、だんだん空気が乾燥していきます。乾燥していると、いざ新しいリードを開けて吹いてみると、かなり吹奏感が軽く感じると思います。ですので、夏場と同じような感覚でリードを選んでいては、上手くリードを選ぶことができません。
リードが安定するまで待つ
リードは水分を吸い、だんだん安定してきます。吹奏感が軽すぎるからと言って、吹けないリード認定しないようにしましょう。ただ、演奏した後は、余分な水分をふき取りましょう。リードは、湿った状態から乾くときにダメージを受けます。保湿材を使い、リードの湿度が極端に変化しないようにしましょう。
一週間ほどすれば、リードも安定してきます。そのときに本番で使用するリードを選ぶと良いです。ちなみにリードのコンディションがよい湿度は72%と言われています。夏場だとリードを一回舐める程度でも演奏可能でしたが、冬だと、リードのパフォーマンスを発揮することができません。演奏前に保湿剤の入ったリードケースに入れておくか、吹く前にリードを軽く水につけてから吹くと良いです。
リードがない 軽すぎる時
一週間ほどたち、リードが安定してきても吹奏感が軽すぎる場合は、リードの硬さをあげるのも一つの手です。湿気の多い時期は、柔らかめのリード。冬のように乾燥する時期は、硬めのリードといった具合に、吹く環境によってリードを使い分けることも重要です。上手く使い分け、いつでもパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。